代表取締役 七尾拓馬
代表取締役
七尾拓馬
専務取締役 七尾大輔
専務取締役
七尾大輔
先代が創業した?!
先代が会社を立ち上げた時、兄の私が19歳。弟が16歳の時でした。何も聞かされていなかったのでビックリしましたね。技術を評価されて某メーカーの協力店として立ち上げたのが始まりだと聞いてます。
初めて先代に仕事に連れて行ってもらった時のこと覚えてますよ。帰りにラーメンと牛丼食べさせてもらいましたね。
私は餃子とカレーだったな。信じられないくらい美味しくてびっくりしたの覚えてます。笑
先代が亡くなって、2代目の代表取締役に就任したんですけど、とにかく真っ白。草原の中にひとりぼっちみたいな。「自分がやらなくちゃいけない」という気持ちになるまでかなり時間がかかりましたね。
七尾兄弟は荒れていた・・・
僕は兄が代表取締役に就任してから7年後に専務に就任しましたね。兄も大変でしたが、僕も仕事をこなしていくことに必死でした。気持ちばかり焦って技術が追いつかない状態が続いてしまって、体調を崩したこともありましたね。
私も弟も必死。若かったのもあってかなり尖っていて、険悪な時期もありました。いわゆる黒歴史ってやつです。そんな未熟な2人なのに、たくさんの人に支えてもらいました。「辛かったらいつでも頼れ」って。先代からは、生前から技術も気持ちも「成長した2人」で七尾冷機を支えてほしいと言われていました。それは、私たち兄弟の性格や人柄を見てきて考えていたことなんだと思います。
やっぱり「人」なんですよね。辛かった時に助けてもらった恩はいつまでも忘れられない。今は、自分達が助ける番だと思っています。この想いを繋げていきたいと思っています。
それぞれが描く未来地図
がむしゃらにやってきて、お陰様で業績も安定して、信頼できる社員も増えました。ゆくゆくは専務に「代表取締役のバトン」を渡したいと思うので、今は専務が操縦する船に乗らせてもらってる感じです。特別良い席で。笑
でもそれは、「弟だから」という理由だけではなくて、「仕事が出来る」という信頼があるからです。日々努力していることも知っているし、彼なりの未来地図があるのも聞いているので、「なら頑張ってみろ」と見守っています。
兄と僕では、性格も考え方も生き方も違います。でも「会社を良くしていこう」という気持ちは一緒。兄は兄のやり方、僕は僕の考えで突き進んでいきます。
僕は、みんなに賢くあってほしいと思っているんです。「1言われたら3返す」。これくらいの気持ちで仕事に向き合ってほしい。もちろんみんなが最初から出来るわけではないと思いますが、可能な限り話し合って「なぜダメだったのか」「どうしたら良くなるのか」を考えて、実践してほしい。怖いと思われるかもしれないけど。笑
でも、それも大切な経験だからね。
私は、仕事は「成長を発表する場」だと思っているんです。
技術も、人間としての器も、仕事を通して成長して、どんどん発表していってほしい。せっかく七尾冷機という会社で一緒に働く縁をいただいたのであれば、その成長を一緒に楽しんでいきたいですね。
「きっかけ」って待っててもやってこないじゃないですか。
自分から発信して、見せつけて、何度も繰り返していくうちに、周りが与えてくれるものだと思うんです。ぜひそうしたきっかけを掴んで成長してほしい。そして、成果が出れば、報酬だってもらえるし、役員になることも可能です。そういった仲間はどんどん増えてほしいですね。
専務は厳しい父親、私は優しく話を聞く母親役ってところですね。もちろん、兄役、姉役のスタッフも揃っています。
私たち七尾兄弟が父の背中を見て育ったように、私たちも社員に「一生懸命仕事をする背中」を見せていきたいと思ってます。
難しい技術職だけど、やればやるほど現場が好きになると思いますよ。もちろん大変だけどね。そこは一緒に乗り越えられる仲間がいるから安心してほしいですね。